M.サウガゲレル
(リンベ(横笛)、ホーミー)
モンゴル国ウランバートル市生まれ。
モンゴル国立音楽舞踏学校、モンゴル国立文化芸術
大学にてリンベ及びホーミーを学ぶ。
16歳の時、モンゴル全国リンベコンクールプロ部門銀賞受賞。
在学中、モンゴル国立民族歌舞団「トゥメン・エヒ・アンサンブル」、「軍隊歌舞団」にソリストとして所属。
89年よりフランス、ロシア、日本、韓国、北朝鮮等世界
各国で演奏。
またモンゴル国立音楽舞踏学校の講師として教鞭をとる
99年より中国に留学し、中国上海音楽学院笛子専攻に入学し中国の笛子及び笙を学び04年に卒業。
その間パウ、フルス、簫も習得。
04年来日。モンゴル国の伝統芸術を紹介、普及させるため、日本各地でのコンサートを行う他、大阪・東京で横笛やホーミーを指導。
05年、07年、国際音楽コンクール民俗楽器の部プロ部門第1位。
10年、モンゴル国より「文化芸術功労章」(日本でいう文化勲章)受章。
モンゴル伝統芸術協会会長、モンゴル国ホーミー協会日本支部長、モンゴル国立音楽舞踏学校特別講師。
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山本敦子(やまもとあつこ)
(ヨーチン)
大阪音楽大学打楽器専攻卒業、同大学専攻科修了。
幼少よりピアノ、エレクトーン等学び、12才より打楽器を始める。
高校時にヨーチンに出会い、音楽大学在学中、専攻の打楽器で01年第5回松方ホール音楽賞、03年第5回国際音楽コンクール万里の長城杯打楽器部門第1位を受賞するなど研鑽を積みながらヨーチンを学ぶ。
モンゴル国のヨーチンをモンゴル国立音楽舞踏学校教授チルハスレン氏に、また中国の揚琴を沈兵氏及び北京の中国音楽学院教授の項祖華氏に師事。
97~05年、民族楽器による楽団に所属し日本各地及び海外での多くの公演に出演。
現在フリーのヨーチン、揚琴奏者として、ソロ、伴奏、アンサンブル等で演奏。
ヨーチンの独奏で、07年第8回大阪国際音楽コンクール民俗楽器部門第2位(1位なし)。
モンゴル伝統芸術協会理事。
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