2025年上半期 京都学講座
「死のすがた
-地獄?極楽? こわくて気になる、その先の世界-




「死」は誰しもが迎えるものであり、避けえぬものです。
それは太古の昔から逃れる者はなく、恐れとともに畏敬の念を抱かせる、人にとって重要なテーマとなりました。
死を考えることは生きることを考えることにも繋がり、人生を深く捉えるための一つの手段でもあります。
死は地獄などの恐ろしく耐え難いものだけでなく、極楽浄土などの幸せで清らかなものでもあると考えられ、それはいつしか日本人の死生観として根付き、数々の思想に息づいてさまざまな形で表現されてきたのです。
今回の京都学講座では、古の人々が死をどのように捉えていたのか、死の先に何があると考えていたのか、そして死をどのように形づくり表現していたのか学びましょう。


初回4/19(土)の回、開催決定!

※台風や天災などで、開催が危ぶまれる場合は、このページに開催可否のお知らせを掲載いたします。
お出かけ前にご確認ください。

講座概要

日時 2025/4/19(土)~9/20(土)毎月1回第三土曜日
講師 下記をご参照ください
料金 1回 1,500円
※予約不要 どなたでもご参加いただけます。開催日当日の開演時間までに、サールナートホール2階にお越しください。
※満席時は入場をお断りする場合もございます。
持ち物  筆記用具 (資料を毎回お渡しいたします)
注意   お靴を脱いで会場に上がっていただきます。
主催 宝泰寺
共催 花園大学
お問合せ 054-273-7450
 チラシPDF 2025年上半期京都学チラシPDFはこちら

講座日程

2025/
4/19(土)
開催決定!
「死のイメージを探る
 -日本における死生観の諸相-」
講師 花園大学文学部教授 福島恒徳氏
2025/
5/17(土)
「九相図 死を想え、今を生きよ」
講師 立教大学大学院非常勤講師 西山美香氏
2025/
6/21(土)
「禅僧の遺偈(ゆいげ)」
講師 妙心寺宗務本所特別研究員 志水一行氏
2025/
7/19(土)
「『往生要集』で説かれる死生観」
講師 花園大学文学部教授 師茂樹氏
2025/
8/16(土)
「大文字焼きとは違う”五山送り火”から読み解く京都人の他界観」
講師 京都美術工芸大学 芸術学部 准教授 田中 正流氏
2025/
9/20(土)
「仏涅槃(ぶつねはん) -仏教における究極の死-」
講師 花園大学文学部教授 福島恒徳氏